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番外編 その3 ~佐和山城~ [その他のお城]

次に目指すは佐和山城です。
彦根城とは駅を挟んで反対側です。
彦根駅には佐和山城石田三成に関するものも。
窓から佐和山城が見えるようになっていました。
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そして、イケメンの石田三成
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佐和山城が見えてきました。この看板は電車の中からも見えました。ワクワクしてきました。
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さあ、山の麓にやって来ました。
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佐和山城跡まで行くには龍潭寺の境内を通って行けます。
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門が見えてきました。
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この門の横には瓦を重ねた壁があります。防衛のためにこのような壁を作ったようです。
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このお寺は地元の方々にはだるま寺として有名なのだそうです。実際たくさんのだるまさんがいましたよ。
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龍潭寺は大河ドラマ『おんな城主直虎』にも出て来ましたが、あれは浜松。この龍潭寺井伊直政佐和山城主になったのを機にこの彦根に作らせました。初代の和尚は昊天さん。『おんな城主直虎』でお馴染みです。なので勝手に親近感が沸きます。

ここには枯山水の庭園があり、ふだらくの庭といわれるお庭です。
これは昊天和尚が作ったお庭だそうです。
平安時代の僧が中国に渡った後、観音様を抱いて帰国する時観音菩薩の導きによりある島に補陀落山寺を建てて観音様を安置されたという故事に因み、その様子を表したお庭だそうです。
真ん中の一番大きな石を観音様に見立て、白砂は海、右側の杉垣が水平線、その上の生垣は雲を表しています。
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この書院も映画『関ケ原』で使われていました。
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先ほどのふだらくの庭と書院を挟んで反対側にこの庭があります。鶴亀蓬莱庭園です。これも昊天さんと小堀遠州の合作だそうです。テンション上がります。
写真は2枚になってしまいますが、左の島を亀に右の槙木を鶴に見立てているそうです。そして亀島の左にあるのが直下型の枯れ滝龍門瀑というそうです。井伊直弼もこの庭を讃えたそうです。
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ずっとお庭を見ていたいのですが、先に進みましょう。
さあ、いよいよ佐和山城本丸を目指します。なかなかの山道です。細い獣道のような所を登って行きます。結構急な坂道です。
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だいぶ登ってようやく開けた所に出たので、本丸かと思ったらまだでした。塩硝櫓跡です。山道を挟んで右側には竪堀があるみたいですが、当時の私はまだそこまで詳しくなかったので完全に見逃してました。反省です。
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ここまでで15分くらいはかかってますが、まだまだ上に登るようです。
今はほとんどお城の跡が残っていませんが、左側に西の丸、二の丸、三の丸が作られたようです。
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狭い山道を30分くらい登ってようやくたどり着きました本丸跡です。結構ハードな道のりでした。
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思ったより広々してました。桜もちょうど咲いています。眺めもよく彦根八景だそうです。
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右のほうには彦根城も見えます。佐和口多門櫓が見えます。素晴らしい眺めでした。
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龍潭寺まで降りてきました。境内には石田三成像がありました。温厚な人柄で民衆からも慕われたという石田三成。元々佐和山城は鎌倉時代初期佐々木定綱が築いたのが始まりと言われているそうで、その後幾度と城主が変わりましたが、やはり私は佐和山城主と言えば石田三成を思い浮かべます。
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因みに京橋キャッスルロードに宗安寺があり、そこにある門は佐和山城の物と伝わっているそうです。
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