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第8城 ~No.50 彦根城~その1 [100名城スタンプ]

2018年4月3日、彦根城にやって来ました。私の100名城スタンプラリー史上松本城に続く2つ目の国宝そして現存天守のお城です。
桜も見頃なのでワクワクします。

まずは彦根駅前。井伊直政像がありました。大河ドラマ『おんな城主直虎』を観た後だと、直政につい感情移入してしまいます。
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駅前の通りをまっすぐ進めば彦根城天守が見えてきます。
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いろは松です。中堀の脇に松が並んでいて風情があります。ちらっと天守が見えるのがわかるでしょうか。その中堀には桜と石垣が鏡のように反射して見えて、ここは彦根城でも有名な撮影スポットですね。この中堀の写真はまた後でまとめて載せます。
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いろは松を抜けて正面が佐和口です。佐和口多門櫓があります。
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この佐和口多門櫓の向かい側に埋木舎があります。ここは井伊直弼が17歳から32歳まで過ごした場所で、茶道、華道、武道などを学んだのだそうです。
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さあいよいよ佐和口を抜けて二の丸を通り本丸を目指します。
内堀にかかる橋を渡ると表御門跡です。
大きな石垣もあるので、きっと立派な門が建っていたのでしょうね。
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表御門跡のすぐ近くにある登り石垣です。石垣が山を登るように築かれていて、その横は竪堀になっていて侵入者の動きを阻止するように出来ています。こういった石垣を見るだけでワクワクします。
このような上に伸びていくような石垣は全国的にも珍しいそうで、豊臣秀吉が行った朝鮮出兵の時に築いた倭城に顕著に見られるそうです。日本では洲本城松山城などごく限られたお城にしかないそうです。
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券売所の反対側には表御殿があります。藩主が公的な行事を行った場所と私的な場所と両方があった建物で明治維新後に一度取り壊されましたが、1987年(昭和62年)に復元され、今は彦根城博物館になっています。ひこにゃんがショーを行う場所にもなっています。とにかくひこにゃんがゆるくて可愛かったです。
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券売所を抜けて坂道を上ると建物が見えてきます。天秤櫓です。
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長浜城の大手門を移築したものと伝わるそうです。左右対称の櫓で天秤のように見えることから天秤櫓と呼ばれています。ここに架かる橋はいざとなったら落として侵入者を防ぐのだそうです。
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天秤櫓が乗っている石垣は左右で組み方が違います。右側は築城当初の牛蒡積みと呼ばれる積み方。右側がこれ。
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左側がこれ。こちら側は大規模な修理が行われた1854年(嘉永7年)の石垣で、切石の落し積みです。どうでしょう、結構違いますね。
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天秤櫓は裏側から見るとコの字になっているのがよくわかります。
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この天秤櫓は中に入ることができます。狭間があるのがわかります。
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さっき歩いてきた所が見えます。ここからなら敵を狙えますね。
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天秤櫓の正面は鐘の丸になっていて、築城当初は鐘楼があったそうですが後に移築されました。今は広場になっていて色々な種類の桜の木が植わっていました。
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さあ、天秤櫓をくぐって先へ進みます。
ちらりと天守が見えます。ワクワク。
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見えてきたのは太鼓門及び続櫓。本丸の表口を固める櫓門です。築城当時にどこかのお城から移築されてきたらしいです。この門の裏側は高欄付きになっていてとても珍しい構造です。
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鐘の丸にあった鐘楼がここに移築されています。この鐘自体は1844年(弘化元年)に鋳造したものですが、今も1日5回ついているそうです。
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載せたい写真がたくさんあり過ぎて長くなるので、一旦ここで閉めます。
その2に続きます。
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